トライアーチ

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2016.09.28

ホームページ制作は原価が掛からない

はじめまして

トライアーチの代表取締役の飯塚です。
前身のアーチWeb制作室では、少しブログを書いたりもしていましたが、トライアーチとなってからは初めてのエントリーになります。(約3年ぶり)スタッフにも日々自分がインプットしたことはアウトプットした方が理解が深まるよーなんて言っているので、まずは自分から書き連ねていこうかと思います。

先日2件の社長とお打ち合わせしたとき、たまたま同じご意見をいただき、せっかくなので、第一回にしては重めの内容かもしれないですが、自分たちの仕事のことを知ってもらう機会になればと思い、ブログに起こしてみました。

ホームページ制作は原価がかからない=ぼったくり?

たぶん同業の方は一度は意見をいただいたことがあると思います。普通商売をするときは、

  • 商品の仕入れ価格
  • 設備・機材の導入費
  • スタッフの人件費
  • 広告宣伝費

といった原価となるコストが必ずかかります。
その点、ホームページ制作のお仕事は極端な話、PC1台とインターネット環境、制作する人(1人)がいれば成立します。
つまり、かかるコストとしては、

  • PC1台分の費用:10万円程度(一般的なスペック)
  • インターネット環境:月5,000円程度(フレッツ光など)
  • 制作する人の生活費(副業代):時給900円程度

でも一応制作環境としては充分となります。「知り合いに副業でホームページを作れる人がいる」というのもうなずけます。今どき1人1台はPCを所有しているのは当たり前ですし、ネット回線も当たり前のように引いているので、ホームページを作れる人なんて実際ゴロゴロいると思います。

しかも、今やWixAmeba Owndペライチなど一般的なPCスキルがあれば、無料でホームページを作れるサービスもあるので、より簡単です。実際に自分も利用してみたことがありますが、小規模なサイトであれば短時間でサクッとできました。

そんな中、制作会社に頼むと10ページ程度のホームページで数十万円かかるというのはなんだかぼったくられている気がするのもわからないでもないです。

その価格に根拠はあるのか

ホームページ制作会社に見積もりを取ってみたところ、想像以上の金額で驚かれた方も少なくないはず。PCとネット環境があれば作れるものに何十万、何百万とかかること自体、疑問です。

なぜなら我々のお客様の仕事の多くは、先ほどの商品の仕入れをはじめとしたコストや価格競争を視野に入れ、慎重に検討を重ねた結果で、商品やサービスの金額を算出しています。

かかるコストが少ない上、無料のサービスがあるにもかかわらず、高額な見積が出てくるのですから「ぼったくられている」という考えも理解できます。

ではなぜ、そのコストが発生するのか?

価格の根拠その1「最終目的を達成するため」

ホームページを作ることが最終目的である場合、どんなサイトであってもドメイン(アドレス)とサーバー(ホームページを公開する場所)の契約をして公開すれば完了です。ホームページがあること自体が重要であるという考えの場合はそれでOKだと思います。

ただ、最初にホームページを作ろうと思ったきっかけはなんでしょうか?

  • 集客数を上げて売り上げを伸ばしたい
  • もっと多くの方に自社の商品(サービス)を知ってほしい

と考えませんでしたか?たしかに今の時代、どこもかしこもホームページは持っていて当たり前なので、完成したこと自体とても重要です。しかし、当初の目的を果たすためには戦略的なデザイン、SEOを踏まえたコーディング、ユーザーにとって使いやすいプログラミングが必要不可欠となります。結果、良いものを制作するということにおいては複数人のプロフェッショナルが制作に携わることになり、総人工がかさみます。

ホームページ制作の仕事は物理的なコストこそ掛からないものの、個々人の知識やスキルに伴って成果につながるサイト制作の実現可否が左右されるため、それを実現する能力の向上、確保が必要なのです。それが以下の価格の根拠その2と3につながります。

価格の根拠その2「能力向上のための学習コスト」

Web業界に身をおいているとその変化スピードについていけなくなる思いに駆られることが多々あります。さすがwww(ワールド・ワイド・ウェブ)というだけあって世界レベルで変化が起きます。自分たちWeb業界の人間はその変化にできる限り対応していくため、日々情報収集、スキルの向上のための勉強を惜しみません。自分たちの学習を怠ることはお客様の不利益になることが明確なため、請け負った仕事をこなすだけではなく、時として利益を度外視しても最適化を図ろうとします。その結果、最終的な工数が上がることもありえます。(ただし、ここに関しては費用の上乗せはしません)

価格の根拠その3「人材確保」

企業のWeb戦略の重要性が高まる一方で、一定のスキルをもった人材の数が圧倒的に少ないです。(特に地方だと謙虚かもしれません)そのため、人材確保に伴うコストが増えます。トライアーチも首都圏からのUターン希望者で一度考えたこともありますが、人材コストが合わずに断念した経緯もあります。

それで結局、高い安いはどこで判断するのか

自分は5ページ3万円でも、100万円でも安いとも高いとも思いません。結局のところ、「制作したホームページでどれだけの成果が出せるか」に尽きると考えています。

3万円で作ったホームページで30万円の成果(10倍)を出そうとするのか、100万円で作ったホームページで150万円の成果(1.5倍)を出そうとするのかは商品・サービス、ご予算にもよりますし、最終的には投資するお客様の判断となります。

価格そのものではなく、成果というものにフォーカスしていただき、検討をしていただくことが判断材料として重要であり、双方にとってよりホームページの実現につながると自分は考えています。

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